ウィーン、ウィーン。
くっそー、前にも後ろにも動かない。。。
車検が1年以上残ってるから、とりあえず動けるようになれば良いって。
うなり音の感じから、ストレーナーが詰まって、オイルを吸い上げてないかと。
オイルパンをはぐったら、ウルトラメタリック・ブラウンのオイルと、鉄粉が多量に付着し、ドーナツの様になってる吸着用の磁石、それから何かの破片。
ストレーナーは、向こうが見えないほどの異物。
こりゃ、ミッション交換レベルですな。。。
しかし、大金はかけられない。
ダメもとでバルブボディを分解・清掃。 もし動くようになったとしても、どのくらい持つか分かんないよ?
それでも良いって言うんで、バラしてみた。
ボルトの長さは様々なので、所定の位置に抜いたボルトを写真にブッ刺して、
あとで『どこだっけ?』ってならない様にしておこう。
それぞれの電磁バルブも外したついでに作動チェック。 問題なしです。
取り外したボディは、ボルトがたくさん付いてる側を上にし、分解していきます。
詳細な分解図でもあれば心配無いんですが、上下を逆にバラすとスチールボールが転がり落ちて、二度と元通りにならなくなります。
このフィルターは
左右向きがありますが、アッパボディ側には付くようにしか付かないんで。
スチールボールの位置も、写真をプリントアウトしておいて、印をつけて。。。
2段目
3段目
ボール、ピストンなどを取り外し、通路と言う通路にパーツクリーナーとエアブロー。
ありえないほどのゴミ・汚れが出てきます。
A/T本体のオイル通路にも、エアブローして、気休めの異物飛ばし。
もう、オイルやら何やらで手がベトベト、ヌルヌルなので、撮影不可につき画像省略
冷や汗をかきながら組み立て、装着します。
シフトセレクターのピンとの結合にちょっと苦戦しましたが、無事完成です。
ATFを注入し、時間をかけて各ギヤにオイルを行き渡らせましょう。
ジャッキアップしたまま、走行シミュレーション。
お! とりあえず動いた(笑)
あー、でも、ローギヤのうなりが止まらない~。 ここが一番ダメージでかいんだ。
その他は、今のところ異音は出てないけど・・・。
さて、試乗。
ん~、一応動くな。 あー、2速へのシフトショック大きめ。
3速いいんじゃない!? あれ?4速に入った、OD付きか。 シフトレバー変わってるから、分かんなかった。
20分ほどビビリ走りしましたが、とりあえず通常走行出来るようです。
とはいえ、どの程度もってくれるやら。